シードゥエラー
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- シードゥエラー
- 1971年に登場したロレックスを代表するダイバーズモデル。
深海遠征用のツールとしてロレックスが開発した、究極の防水機能を備えたダイバーズウォッチ。
潜水調査会社のコメックスが深海での実験中に、サブマリーナの風防が破損するというトラブルが発生。さらなる深海でも耐えられるように共同開発されたのが、こちらのモデルです。
深海潜水時に蓄積されるヘリウムガス対策としてケースサイドにヘリウムエスケープバルブを装備し、深海では損傷してしまう日付表示のサイクロップレンズが外されています。
1967年登場の「1665」は610m、1978年登場のセカンドモデル「16660」では1220mの防水性能を獲得。その後も各部のブラッシュアップを経てプロフェッショナルなダイバーのための時計として進化を続けます。
2008年には上位モデルの‘ディープシー’「116660」が登場。ロレックス史上最大クラスのケースに5㎜厚のサファイアガラスと内蔵されたステンレスリング、チタン製ケースバックからなるリングロックシステムにより3900㎜もの防水性能を獲得しました。
現行のシードゥエラーは43㎜サイズのケースに新型ムーブを搭載したSSモデルの「126600」、SS×YGコンビモデルの「126603」の2機種、44㎜サイズのケースにこちらも新型ムーブを搭載したディープシー「126660」は黒文字盤と、青から黒へとグラデーションを描くDブルー文字盤の二色展開となりました。
ロレックスの中でも最強クラスの堅牢性を誇るシリーズとして支持を集めています。
当店では、シードゥエラーの高額買取を行っております。当店の『買取・下取査定』を是非ご利用下さい。
全7件中、1件目から7件目までを表示 | 1 |
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- シードゥエラーは、1954年に発表されたサブマリーナのプロ仕様として1971年に登場。サブマリーナでダイバーズウォッチとしての実績を築き上げてきたロレックスが開発した、深海でも使用できるほどの優れた防水性能を誇る腕時計です。
最初期のモデルは、610mの防水に対応。これは、サブマリーナの対応深度が300mということを考えると、実に倍以上の深さの水圧に耐えられることになります。その後、1980年代には1,220mと更に倍に。現在では、その3倍以上である3,900mにまで引き上げられました。
シードゥエラーの開発には、世界最大級の潜水専門会社コメックス社が大きく関与しています。コメックス社では、ダイバーたちにサブマリーナを支給していたのですが、飽和潜水の際に、時計の風防が吹き飛んでしまうトラブルが多発。これは、深度圧の調整用に加圧されたヘリウムガスが、浮上時に時計内部で膨脹してしまうことが原因でした。
これをきっかけに、ロレックスはサブマリーナ以上の大深度潜水に対応した腕時計の開発に着手。シードゥエラーが生まれることとなったのです。
このモデルでは、問題となった時計内部のヘリウムガスを排出するために、ヘリウム・エスケープバルブを搭載。また、サブマリーナ以上の深度まで潜れるように、より厚く頑丈なケースを採用するとともに、サイクロプスレンズ(拡大レンズ)の採用を見送ることで、水圧に対応しました。
・スポーツモデル最高クラスの防水性能
誕生の経緯や用途から、防水性能のイメージが強いシードゥエラーですが、防水性能以外にも実用性を高めるためにさまざまな改良が加えられている点も見逃せません。
そのひとつが、ダブルエクステンションシステムのバックルです。ダブルエクステンションシステムとは、時計を外すことなくブレスレットが調整できる機能。1.8ミリ単位で最大18ミリまでブレスレットの調整ができるため、分厚いウエットスーツに着替えた際もコマを調整することなく合わせることができます。
また、心臓部であるムーブメントには、多くの時計師から「最良の構造」と高く評価されている『キャリバー3135』を採用。サイズやテンプ受け、ブレゲヒゲゼンマイ、マスロットリングによるテンプの歩度調整システムなど、随所に丁寧な作りが垣間見えます。
その他にも、初のチタンモデルとして登場した『ディープシー』には、ロレックスが有する特許技術『リングロックシステム』が採用されるなど、今なお進化を続けているモデルです。