ミルガウス
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- ミルガウス
- 発電所など強い磁場が発生する職場で働くエンジニアのために開発されたモデル、ミルガウス。
1,000ガウス(フランス語でミルガウス)の耐磁性能を誇り、強力な磁場の環境下でも使用可能な腕時計です。
1991年にセカンドモデル(Ref.1019)が生産終了して以降、幻のモデルと言われていましたが、2007年に新作モデルを発表。一躍話題となりました。黒・白・グリーンサファイアガラスの3種類が発売され、ファーストモデルで使われていたオレンジのイナズマ針を継承しました。
現行モデルはグリーンのサファイアガラスを採用した「116400GV」黒文字盤とZブルー文字盤の2色展開となりベーシックな形の中に遊び心のあるフェイスが人気です。
パソコンや携帯電話など、磁力がある機器を常時使うビジネスマンにもオススメの時計です。
当店では、ミルガウスの高額買取を行っております。当店の『買取・下取査定』を是非ご利用下さい。
全43件中、1件目から28件目までを表示 | 12 |
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- ロレックスで唯一、耐磁性能を備えたモデル「ミルガウス」。オリジナルモデルの開発は1953年です。ミルガウスという名前は、フランス語で「1,000」を意味する「MILLE(ミル)」と、磁束密度を示す単位「ガウス」からつけられたといわれています。
ミルガウスの一番の特徴は、その名のとおり1,000ガウスの磁力にも影響を受けない驚異の耐磁性は、誕生当時はもちろん、現在でも非常に高性能であるといえます。ミルガウスはムーブメントを耐磁性の軟鉄素材ケースで覆うことで、外部からの磁気をシャットアウトしています。それによりミルガウスは、自然界では存在しない「強い磁気が発生する場所で働いている人」をターゲットとした、特殊な仕様を持つ時計として生産されていました。
初代モデル「Ref.6541」の誕生は1958年。「イナズマ針」と呼ばれているジグザグの秒針が特徴的で、今では、1,000万円を超えるプレミア価格がつくこともあるレアモデルとしても知られています。続く1959年には、セカンドモデル 「Ref.1019」が発表されました。初代との違いは、ベゼルが固定タイプに一本化されたことです。その後、約30年にわたって製造されたロングセラーモデルとなりましたが、1980年代後半、生産は終了され、この2世代でミルガウスの歴史に幕が下ろされることになりました。
しかし2007年、ミルガウスは約20年という期間を経て復活を果たしました。そのアニバーサリーモデルが「Ref.116400GV」です。初代モデルのポイントであった「イナズマ針」がオレンジ色で復刻。さらに、ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンをあしらった特殊な「サファイアクリスタル」が使われているなど、特別感にあふれた人気モデルです。機能面でも、インナーケースがねじ込み式となり、耐衝撃性がアップしています。また同時に、通常のサファイアクリスタルを使用した「Ref.116400」も市場に登場しました。
開発当初の1950年代、特殊な層をターゲットにした「異色のモデル」として誕生したミルガウス。時を経た現代において、磁気を発生する機器の存在は当たり前となりました。ミルガウスの持つ耐磁性は日常でも威力を発揮するものとなり、時代にマッチした「実用的なモデル」といえるでしょう。